チェーン接続
LangChain Expression Language (LCEL) を使用して、LangChainモジュールをチェーン接続できます。
pipe
メソッドは、LangChainで2つの要素を組み合わせるために使用されます。
これは、最適化されたストリーミングやトレースのサポートなど、いくつかの利点があります。
チェーン接続
この例では、プロンプトテンプレート、言語モデル、出力パーサーの3つのコンポーネントをチェーン接続します。
const chain = promptTemplate.pipe(model).pipe(parser);
このチェーンは、最初にプロンプトテンプレートを呼び出し、次にその結果を言語モデルに渡し、最後に言語モデルの出力を出力パーサーに渡します。
invoke
メソッドを使用して、作成したチェーンを実行できます。
チェーンは、言語モデルなどの入力を受け取り、出力パーサーからの出力などの出力を返す関数のように機能します。
チェーン実行
この例では、language
とtext
を含むJavaScriptオブジェクトを引数として invoke
メソッドを使用しています。
await chain.invoke({ language: "日本語", text: "hi" });
これにより、“こんにちは”が出力されます。
この invoke
メソッドは、チェーン内の最初のコンポーネント(この場合はプロンプトテンプレート)を呼び出し、その出力をチェーン内の次のコンポーネント(この場合は言語モデル)に渡し、最後に最後のコンポーネント(この場合は出力パーサー)の出力を返します。